Q:ボランティアに参加しようと思ったきっかけは何ですか?
A:新婚旅行でフィリピンのセブ島に行って、スラム街を見たのがきっかけでした。
テレビではスラム街を見たことはあったけれど、実際に見て衝撃的でした。
粗末な家で水道も通っていなく、着ている服もボロボロです。
「自分は日本に生れて、とても恵まれていたんだ」と実感した半面、スラム街で生活する子供たちの無邪気に笑う笑顔が印象的でした。
日本では物質的に満たされていますが無いものに集中してしまい、大切なものを見落としていたのかもしれません。
スラム街の子供たちの夢は、
「学校で勉強して、学校の先生になって、
一日中働いていた両親に楽をさせてあげること」
自分の事より、親のことを思う気持ちに感動しました。
その時自分の夢が叶ったら、学校に通えない子供たちの夢を1つでも叶えようと思いました。
今私たちに出来ること
笑顔にあふれるカンボジア・・・
しかし経済の発展と共に、貧富の差が激しくなり、スラムやごみ山で一生懸命働いている人たち、懸命に生きている子供たちが、カンボジアではまだまだいます。
人口の56%の人が一生懸命働いても、稼ぎは1日2ドル以下。
そんな国です。
カンボジアの首都プノンペンにある孤児院でボランティア活動を行ってきました。
この孤児院は、日本人のNPO団体が支援をしています。
友達と一緒に近くの市場に買い物に行き、お米、飲み物、お菓子、歯ブラシを買って寄付してきました。
子供たちの笑顔をたくさん見ることができ、逆にこちらが元気をもらいました。
カンボジアで通訳をしてくれたタイ君の奥さんの村で井戸掘りをしてきました。
村の場所は、首都プノンペンとシェムリアップの間にあります。
近くには大きな川がありますが、ポンプなどの機械が無いため、川の近くの限られた場所でしか、川の水を使っての農作業が行えません。
川から離れた場所では、地面に穴を掘って雨水をためる場所を作って水を貯めます。しかし水はとても濁っています。
村には水道が通っていなく、雨を貯めた水を生活用水として使っていました。
井戸掘りは細い管を突き刺して、掘り進めます。
3日かけて30メートル掘り進み、井戸が完成しました。
井戸が完成してきれいな水が飲めるようになり、村の人たちもとても喜んでくれました。
井戸を掘った村で、子供の歯科検診・歯磨き指導をしてきました。
1人1人、お口の中の虫歯チェックをしています。
村の子供たちみんなで、歯磨きの練習です。
子供たち、みんなとの記念写真
カンボジアで通訳をしてくれたタイ君が支援している孤児院に行き、ボランティア活動をしてきました。
子供たちの笑顔が素敵!!