インプラント周囲炎を定義付ける3つの項目その3:骨吸収
骨吸収について検討したいと思います。現在、
インプラント周囲炎に対しては、いじめに近いほどの骨吸収
の定義がされていたりします。
最近では、骨吸収量2mmを定義とすることが多いと思い
ますが、スウェーデンでの調査報告では().5mmを定義とした
り、Schwarzは0mmとしています:廴たしかに骨吸収があ
るという意味では、軽度たろうがインプラント周囲炎なので
しようけれども・・
このインプラント周囲炎に対するこの定義の厳しさはなんでしようね。
ペリオのいじめにしか感じません。
そして、ペースラインの設定にも疑問があります。術後1
年をベースラインとされても、術後一年に悪い状態になった
ら困りますよね。また、術後一年の間はインプラント周囲炎
と呼ばないのかというと、それは違います。それでは、1年
間はわれわれの責任で、一年以降はプラークコントロール、
つまり患者の責任にするのかというという話になってしまう
のです。先生はこの骨吸収のべースラインに関してはどのよ
うにお考えですか?
インプラント成功の基準というのは、Albrektssonの定
義を引用すると初年度一—15mm、その後0,2mmの骨吸収
ですよね。通のリモデリングでもそのぐらいなので、そう
46すると5年で2~2.5mmですよね。1()年で3~35ⅢⅢなので、
私は成功の基準内にありながらBOP(+)というたけで、周
囲炎扱いされるのに抵抗を感じます。
たしかに、インプラント周囲炎に対する閾値の定義
がまたまたコンセンサスが取れていない状況と思われます。
ですからDerkslZ’は、いろいろな鬮値を設定し、結局
2mmのところを推していますよね。有病率の差か
各々の論文が用いているインプラント周囲炎を定義する閾値
が違うことにより、世界中であまりにパラバラな報告がされ
ていることは事実です。しかし、2mmというのはのプロー
ネマルクインプラントでいうと、だいたい3スレッドですよ
ね。ですから、定義づけとしてそんなに悪くないと思います。
ペリオたと中等度というのは何mmぐらいなのです
現在の中等度のべリオの定義は、A「mⅱageが1999年
に出したAAPのコンセンサスレポートによると、クリニカ
ルアタッチメントロスで3~4mmの歯周病罹思歯を指しま
す。
田インプラント周囲炎も同じぐらいに定義しています。
花尻、白石、大安寺、中山道、今、野田、古新田、延友、庭瀬、平野、久米、川入、 北長瀬、田中、長瀬、大福、当新田、西市、大元など
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