もっと上達したい人の歯周外科ベーシックテクニック

アクアデンタルクリニック院長の高田です。

「もっと上達したい人の歯周外科ベーシックテクニック」の本を
読んでいます。

今日学んだ内容

可能な限り歯を残す歯科治療と, 高い手術成功率を得るために
われわれ歯科医師の仕事は歯内治療法, 歯周治療,
補綴療法など多岐にわたるが、

そのなかでも, 歯周外科は観誠的で長時間の処皿となるただため,
術者にも患者にも敬遠されがちであると思う.

それでも保存, 機能性や審美性の回復, またその長期安定性を得るために
歯周外科が武器となりうる|のであれば, 積極的に施術すべきである.

・歯周外科への基本姿勢。

明視下での施術が前提となる歯周外科は, 術野の確保が出血に左右きれるただため,術前に的確な見局基本治療を行い炎症を可及的に消退させることが必須である,。

術後の創傷部では, 感染が起こらず修復の早い一次治癒の獲得が理想的であるため.縫合によって歯肉弁どうしが隙間なく, 通度な テンションで閉鎖されることが望ましい、皿記思

・歯肉剥離掻把術とは

組織付着療法の1つで, 骨膜を含む全層弁を形成後, 明視下での起炎因子の除去と,
歯周ポケッ トの減少を目的とする歯周外科手術である。

オープンフラップキュレッタージとウィドマン改良フラップ手箱に分類され,
前者は歯肉溝内切開 後者では内斜切開を用いるという点で大きく異なる。

どちらも垂直性・水平性の骨欠規に対応でき, 必要に応じて骨整形や骨切除を行う。

・歯肉剥離掻把術の概要

適応症

・中程度~重度の歯周炎
・歯周基本治療だけで歯周ポケットに大きな改善が見られない。

・歯槽骨の形態異常を有する場合

目的

・起炎因子を除去する
・歯周ポケットの減少を図る
・歯槽骨の再生を図る。

注意事項

・術前に歯周基本治療で炎症を可及的に消退させておく。
・術後の歯肉退縮により、一時的に知覚過敏が起こりうる。

・術後にブラックトライアングルが出現する可能性がある。

などなどを学びました。

臨床に生かします。