種々の根管洗浄剤の存在下におけるRoot zxの精度に関するin vitro評価

アクアデンタルクリニック院長の高田です。

「an in vitro evaluation of the accuracy of the root zx in the presence of various irrigants」
種々の根管洗浄剤の存在下におけるRoot zxの精度に関するin vitro評価

根管治療の英語論文を読みました。

学んだ内容

本研究の目的は 、種々の根管洗浄剤の存在下におけるRootZXの精度を
in vitroにおいて評価することである。

本研究のin vitroモデルは、 Donnellyの記述によるもので、
水の代わり に0. 9%塩化ナ トリウムを入れて作成した凍結ゼラチンよりなっていた。

以下の根管洗浄剤 * ・エピネフリン8万分の1添加2%リ ドカイン、5. 25% 次亜塩素酸ナトリウム、
RCPrep、 EDTA 溶液、3%過酸化水素水、および Peridex 洗口液を試験した。

計30本の単根抜去歯を用いた。 種々の根管洗浄剤下における実験の測定値は、
実際の根管長と比較された。

電|気的根管長測定器RootZXは0. 31mmの範囲内で根管長を正確に測定すること、
そして検索した7種の洗浄剤に応じた根管長測定における差は ほとんどないことを
本研究データは示していた。

これらの結果は、 RootZXは歯内療法開業医において一般的に使用されている多岐にわたる洗浄剤を周える根管長測定に有用で、 多用途かつ正確な機器であるという考えを強く支持するものである。

この英語論文を読むことで 次亜塩素酸ナトリウム,EDTAを使っても、
根管長測定器の数値は変化しないことが分かりました。