比率法に基づく新しい電気的根管長測定器

アクアデンタルクリニック院長の高田です。

「new electronic canal measuring device based on the ratio method」
比率法に基づく新しい電気的根管長測定器
根管治療の論文を読みました。

学んだ内容

ほとんどの根管長測定器のもっとも著しく不都合な点は、 根管内に電解液があった場合に、測定器の表示が短すぎる値を示し、ときには測定自体ができなくなってしまうことである。

この欠点を克服するために、 根管長を電気的に測定するための新しいコンセプトが開発された。

その装置は 、異なる2つの周波数の電流源を用いて 2つの根管インピーダンスを同時に測定する。

それから、 それぞれのインピーダンス に比例する 2電位間の割合を算定する。
その指数(商)は、 装置のメータに表示され、 根管のファイル先端の位置を示すこととなる。

その指数は根管の電解液にごくわずかに影響されること、そして根尖孔にファイルの先端が近づくと大幅に減少することが、 本研究でわかった。

などなどを学びました。