歯内治療歯における垂直性歯根破折 36症例の臨床調査

アクアデンタルクリニック院長の高田です。

「vertical root fractures in endodontically treated teeth
a clinical survey of 36 cases」
歯内治療歯における垂直性歯根破折 36症例の臨床調査

根管治療の論文を読みました。

学んだ内容
過去に発表された文献の32症例から収集したデータに沿って、 垂直性歯根破折を起こした36症例について臨床研究を実施した。

垂直性歯根破折は45歳から60歳の患者の臼歯でもっとも多く生じていた。

歯内療法を受けてから、その後 垂直性破折と診断されるまでの平均 経過時間は
およそ10年であるとわかった。
その所見および症状は 、たいてい、 歯周囲の付着歯肉に生じた1か所だけの深いポケットや、 しばしば腫脹と痩孔をともなうが、破折前周囲の軽度の痛みであった。

エックス線写真でもっともよく認められる所見は、 根尖周囲の量(かさ、ハロー)状の透過像である。

などなどを学びました。